旅がぐっと楽になる! 航空券予約時の注意点

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航空券予約サイトの充実やLCCの普及に伴い、ツアーではなく、個人手配で海外に行く人が増えてきました。しかし、好きな日程で行ける、航空会社やホテルを自由に選べるといったメリットがある一方で航空券予約に付随する座席の指定やバシネット予約、キッズミールのリクエストなども自分で行う必要があります。

快適なフライトのために、航空券予約時に気をつけたいこと、その時使えるお得なテクニックを紹介します!

名前の入力ミスに注意!

一部の予約サイトやツアーで旅行を申し込む時、手元にパスポートがなくても予約を受け付けてくれる場合があります。その時に気をつけたいのは名前の綴りの入力間違いです。

単純な入力ミスに気をつけることはもちろんですが、パスポートではヘボン式ローマ字を使うことが落とし穴です。

撥音:「ん」は「N」で表記
→ (例) かんの KANNO/ほんだ HONDA
長音:「O」や「U」は記入しない
→ (例) おおの ONO/さいとう SAITO 

引用元:ヘボン式ローマ字綴方表

例えば「おおしろう」という名前はパソコン入力する際は「ooshirou」と打ちますが、ヘボン式では「oshiro」と表記します。パソコンをよく使う人ほどとっさに間違いやすいので注意が必要です。

パスポートに記載された名前とチケットに記載された名前は完全に一致しないと飛行機に乗ることができません。名前の修正にお金がかかる場合もあるので、入力の際は慎重に行いましょう。

また、航空会社から直接航空券を購入する際、住所入力を英語方式で求められる場合があります。日本語とは書き順が異なるのでこちらのページを参考にしながら入力しましょう。

旅先で手紙を送ろう! 英語での住所の書き方

座席予約は電話で行う方が断然お得!

航空券を家族(グループ)で申し込んでたとしても確実に並んで座るには事前の座席予約がマストです。航空会社によって、チケット購入後、すぐに座席選択が可能な場合もあれば、可能でも有料の場合、「出発時の●日前から」など、さまざま。

子連れ旅行の座席予約の裏技はサイトからではなく、電話予約をすること!

英語が話せなくても、日本便がある航空会社は日本語対応を行なっているのでその点は安心してください。

航空会社によっては子連れ用に座席をキープしている場合があり、電話予約だとその座席を予約することができたり、ときには有料の座席予約を無料にしてくれることも! また、その時飛行機を乗るにあたり不安になっていること、疑問に思っていることなどもあわせて確認するといいでしょう。

赤ちゃん連れなら通路側がおすすめ

座席予約する際、窓側か通路側かで悩むと思いますが、小さい子ども連れならぐずったときにぱっと立てる通路側がおすすめです。つい大人の感覚で窓側を取りがちですが、窓側の座席で、機内がお休みモードの中、子どもが泣き出し、隣の外国人が寝ていたりするとまさに地獄絵図……。

「席を代わってほしい!」そう思った時に使える英語はこちらのページから確認してくださいね。

画像 ミルクや離乳食は持ち込める? 出国手続きで気をつけたいこと

座席の並びが2列ではなく3列の場合は中央の列の通路側を選ぶと、こちらが寝ている時に起こされる心配もなくなりますよ。

バシネットは事前予約が必要

バシネット使用する場合は電話での事前予約が必要です。当日のチェックカウンターでは受けつけてくれないので忘れずに行いましょう。座席予約のときにバシネットもお願いするといいですね。

ちなみにバシネットとは機内に取り付ける簡易ベビーベットのことで、そこにうまく寝かせることができたらフライト時がぐっと楽になりますよ!バシネットには使用制限があるので予約時に確認しましょう。

サイズ:85cm × 45cm × 33cm
お子様の体重:10kgまで

バシネットは英語でもバシネット(bassinet)で通じます。
予約をしていても、搭乗時に客室乗務員にその旨を伝えないと取り付けてもらえません。

使えるプチ英会話
「バシネットをお願いしているのですが……」
「I requested a bassinet.」
「バシネットを取り付けてもらえますか?」
「Can you attache a bassinet?」
バシネットを使用できるのは離陸後、シートベルトサインが消えている時のみ。機体の激しい揺れなどでサインが点灯している時は原則使用することができません。客室乗務員の指示に従いましょう。

子どものご飯は持参する

ベビーフードやキッズミールのリクエストも忘れず行いましょう。ただ、残念ながらあまり期待はできません。必ず持参することをおすすめします。

まず、離乳食は航空会社の本社がある国のものではなく、出発国のものが提供されます。日本出発だと日本のものが出ますが、中国出発だと中国、イタリアならイタリアの離乳食など現地手配のものが提供されます。

子ども向けの食事は以下の大きく3つに分かれます。

  1. ベビーフード(離乳食)
    生後8ヶ月までを対象とした瓶詰の乳児食
  2. ベビーミール(幼児食)
    生後9ヶ月〜2歳未満を対象とした離乳後の幼児食
  3. チャイルドミール
    2〜11歳を対象とした食事
1については、子どもの月齢問わず4〜6ヶ月のものが提供され、種類も選べません。小さい瓶をいくつか渡される場合もあれば、大きいサイズのもの(しかもごはんではなくフルーツのコンポートとか!)を1つだけ渡される場合もあります。

2については対象年齢の幅が広いので、子どもが1歳前後の場合はベビーフードを頼んだ方が無難です。9ヶ月や12ヶ月という後期離乳食の提供はありません(編集部調べ)。旅行先のスーパーでも見かけないので、その月齢に当たる子どもを連れていく時は機内食含め、現地での食事をどうするかを考えておきましょう。

3については確かに子どもが好きそうなものではありますが、朝食に激甘のフレンチトースト(!)など、日本人の感覚だと小さい子どもに食べさせるのは抵抗がある食事が提供される場合もあります。

いずれの場合も全て航空会社次第です。やはり日系の航空会社の方が日本の親の感覚に合うものが提供される印象ですね。
参考 国際線 赤ちゃん、お子さま向けサービスJAL とはいえ日系の航空会社は割高な場合が多いですし、客室乗務員さんはどの航空会社も子連れに対してとても親切です。子どもに合わなさそうなら持ち込めばいいだけの話ですし、航空会社は予算に合わせて選びましょう。

余談ですが、飛行中は気圧の関係で味覚が低下し、何でも薄味に感じるのだとか。そのため機内食は通常よりは濃いめに味付けをするそうです。親としてはちょっと気になるポイントですよね。

いずれの手配もギリギリに手配しないよう余裕を持って行いましょう。初めての飛行機、特に乗り物好きな子どもならきっと楽しいはず。喜ぶ顔が楽しみですね!